PRSレストア開始!

PRSレストア

FenderとGibsonに次ぐ第三のブランドと言っても過言ではないであろう地位を手に入れたPaul Reed Smith(以下PRS)。
そのギターの持つ美しさ、高級感、そして量産品でありながら驚くほど個体差による優劣が無い完成度の高さは誰もが認めるところでしょう。
つまり噛み砕いて言うと、量産品でありながら常に高い平均点を保って生産されているということ。これはそもそも個体差の激しい木材を材料とするエレクトリックギターにおいて相当驚異的なことなのです。
が、しかしながら、皆さんも薄々気付いていることと思いますが、その驚異的な生産能力がある意味仇となってしまっているとも言えるのです。
つまり、平均点が常に高レベルであるということは、裏を返せば飛び抜けて良い物も飛び抜けて悪い物も存在しないということでもあるのです。
それがPRSの個性であり、その個性を否定するつもりもありません。正直なところ、本当に良く出来たギターです。ですが、私の個人的な感想はその個性が「没個性」なんですね。良く出来すぎていて正直つまらない。どれを弾いても同じ。何度も言いますがこれは凄いことなんです。
ただ、私と同じ感想を持つ人は残念ながら多いという事実が、中古市場でのPRSの飽和から価格がどんどん下落し、ネットオークションでは10Topが20万円前後で手に入ってしまうまでになってしまったことに裏打ちされていると言わざるを得ないでしょう。
これはPRSの一ファンとして、看過出来ないことです。

そこで、PRSギターの一ファンとして、今までギター製作やレストアにおいて独自に培ってきたノウハウを惜しみなく継ぎ込み、PRSユーザーが手放すことを考えない、「さあギターを弾こう」と思い立った時にいつも真っ先に手にしているような、いつまでも弾いていたくなるような、そういうギターに仕上げようとPRSのレストアに踏み出すことにしました。

PRSレストアさて、先にも書きましたとおり、また皆さんが良く知るとおり、PRSのギターは個体差が小さくハイレベルで平均点をたたき出す優秀なギターです。ですので、今までのレストアのようにギター1本1本を検証して必要な作業やパーツの選定をする必要がほぼありませんので、PRSのレストアに限り定額パック料金を設定いたします。

レストア可能PRSギター

  • トレモロ搭載タイプのみ(マッカーティーブリッジ搭載モデルは不可)
  • SEシリーズ、S2シリーズは除く
  • ドラゴン等、指板にフレットにかかるインレイが入っているモデルは除く

レストア内容

  • デュラルミントレモロベースプレート
  • アルミイナーシャブロック
  • ツースロットスプリングキャビティー化
  • インディビデュアライズドコントロールキャビティー化
  • スプリングキャビティーパネル新規製作
  • ピックアップキャビティー嵩上げ補強
  • 指板修正
  • リフレット(Top Guitars オリジナルフレット)
  • ナット交換(象牙ナット)
  • 配線材交換
  • コンデンサ交換
  • キャビティーシールド処理

※コントロール電装パーツ(ポット/スイッチ/ジャック)は基本的に再利用します。劣化等で交換が必要な場合は別途アップチャージとなります。
※トレモロはノントレモロタイプ(アーミング不可)とトレモロタイプ(オリジナル同様フローティング可能)の二種類から選択して頂きます。

PRSレストアパック ¥192,000(税抜き/ギター本体価格は含みません)

さて、「じゃあどの程度の効果が?」というところですが、完全に化けます。
最早高い平均点をたたき出すだけの優等生ではありません。とにかく素体としての出来が良いので、さらにポテンシャルを引き出すことによってレスポンスが更に向上。レンジも拡大し、その全域にわたりダイナミクスが圧倒的に向上します。
ただ、これらはアンプラグ状態で思わずほくそ笑んでしまうくらいの効果ですので、デフォルトのPRSのピックアップでは密度感が濃すぎてプラグインの出音でレストアの効果を発揮しきれません。
ですので、もっと素直なピックアップへの変更を推奨します。
現在、検証済みの推奨ピックアップはGibsonの57Classicです。つまりディフォルメの無いVintage PAF系のピックアップですね。また、若干の密度感を残しフュージョン的要素を求めるならSuhrのThornbuckerも良いでしょう。(ピックアップ変更はパーツ代のみアップチャージです)
その他、ピックアプの検証は随時行っていきます。

正直なところ、そもそも高額なギターに更に20万円前後のレストアを施すとなると・・・まあお気持ちは解ります。
しかし、「もうあまり弾かないから手放して他のギターを・・・」と思っても思うほど高額では売れない現状です。手放した元手に更にいくら上乗せすればPRS以上のギターを手にすることができるのか?そう考えればレストアを施すというのも選択肢として「アリ」ではないでしょうか?
また、お求め安い価格で中古品が手に入るわけですから、中古素体とレストアを合わせてオーダーメイドギターと同程度の費用とも言えます(PRSにプライベートストックをオーダーするよりははるかに安いですね)。

PRSレストアは素体持込が基本となりますが、販売用にレストア済みギターをできるだけ数本ストックできるよう努力いたします。

PRS レストア開始!!

PRSギターの一ファンとして、今までギター製作やレストアにおいて独自に培ってきたノウハウを惜しみなく継ぎ込み、PRSユーザーが手放すことを考えない、「さあギターを弾こう」と思い立った時にいつも真っ先に手にしているような、いつまでも弾いていたくなるような、そういうギターに仕上げようとPRSのレストアに踏み出すことにしました。