ハイブリッドアッシュボディー/板屋楓ネックのオーダー品完成

完成に時間がかかり、オーナー氏にはご迷惑をおかけしましたが、「待った甲斐があった!」と言っていただけるギターに仕上がったと思います。

ハイブリッドアッシュ今回はフリッチマッチのカーリーホワイトアッシュをトップ材に用いました。
ボディー外周のナチュラルバインディングとナチュラルのヘッドに合わせてウッドエスカッションはメイプルトップに、ノブもメイプルで合わせてコーディネートしました。
指板はウェンジで、ヘッドは人気のリーフヘッドです。

ハイブリッドアッシュ画像では解り難いですが、バックはシースルーのブラウンです。
ネックグリップは厚めのボートV、ペグにはシュパゼルのトリムロックを採用しました。

ハイブリッドアッシュレバースイッチの落とし込みはピックガードレス時の定番仕様で落とし込みにしてあります。
これはスイッチ部が一番木部の厚みが薄くなるので、強度不足を解消するためです。
トレモロはオリジナルのデュラルミン削り出しシンクロとRaw Vintageのサドルのコンビネーションです。
3つ目のコントロールも定番のローカットトーンです。

完成したての若い鳴りでもグイグイ前に出る良い響きです。もっと馴染んでくるとどんどんレンジが広くなります。
ピックアップはオーナー氏の希望でSuhrのSSV、ML、SSH+という組み合わせ。まとまりの良い優等生なピックアップですね(笑)。拾ってくるどのレンジにももたつきや濁りが出ないのでこのギターに良くマッチしていると思います。

因みにツースロットスプリングキャビティーとインディヴィデュアライズドコントロールキャニティーはデフォルトでこのギターにも採用されています。

PRS レストア開始!!

PRSギターの一ファンとして、今までギター製作やレストアにおいて独自に培ってきたノウハウを惜しみなく継ぎ込み、PRSユーザーが手放すことを考えない、「さあギターを弾こう」と思い立った時にいつも真っ先に手にしているような、いつまでも弾いていたくなるような、そういうギターに仕上げようとPRSのレストアに踏み出すことにしました。

ハイブリッドアッシュが定番化しつつあります

ということでこちらもハイブリッドアッシュSTのオーダー品です。

まあこのギターは作り始めるまでが長かったですね(笑)。
オーナーの希望でサンプル画像をいくつも作ったりしながら煮詰めていき、ハイブリッドアッシュSTのプロトタイプをレンタルすると「これがいい」ということになりました。
実際ははるばる千葉からご来訪いただき、その時にサンプルも弾いていただいたのですが、自分の機材やバンドアンサンブルの中で試したいということでレンタルして頂いたわけです。

9_3

このギターも板屋楓ネックにウェンジ指板、ハイブリッドアッシュというサンプルと同じ仕様です。
違うのはラージヘッドですね。
12このヘッドへのライン入れも既に定番化しつつありますが、今回は面積の広いラージヘッドということで、S字にラインを入れましたがもう大変(笑)!
まあ大変だったぶん大いに喜んでいただけました。

14ハイブリッドアッシュSTでは2本目となる塗り潰しカラーとなりましたが、ある程度ギターに詳しい人からは「アッシュだと信じてもらえない」レンジ幅とダイナミクス、中域の倍音豊富なストラトの概念をあっという間に凌駕する存在感のあるトーンを持ったギターです。
つまり、軽いタッチ、弱い入力でもすっと立ち上がり、前に出る。腰くだけしない。線が細くならない。
アンプやイコライザで無理をさせる必要が皆無だから耳に痛いサウンドにはならない。
これは私の思うストラトの、いや、エレキギターのある意味理想形です。

PRS レストア開始!!

PRSギターの一ファンとして、今までギター製作やレストアにおいて独自に培ってきたノウハウを惜しみなく継ぎ込み、PRSユーザーが手放すことを考えない、「さあギターを弾こう」と思い立った時にいつも真っ先に手にしているような、いつまでも弾いていたくなるような、そういうギターに仕上げようとPRSのレストアに踏み出すことにしました。